日立 約40億円を投じ、風力発電用発電機の製造能力を1.7倍に拡充

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日立製作所は、日立事業所山手工場(茨城県日立市)において、風力発電用の発電機製造工場の新棟を1月27日に竣工したと発表した。今後、段階的に増産体制の構築を進め、風力発電用発電機の製造能力を、2013年までに現在の1.7倍となる年産2400台へ増強する。新棟建設と増産体制の構築への投資額は約40億円。

CO2排出抑制に有効な自然エネルギーの活用が進むなか、風力発電の世界市場(発電出力ベース)は、2009年の160GWから2014年には445GWにまで増加すると見込まれており、風力発電用発電機の需要もグローバルに拡大していくことが予想されている。同社は、風力発電用発電機の事業拡大により、2015年度には世界シェアトップクラスの6%以上を目指す。

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