JFEエンジ・月島機械 上下水道など海外の環境インフラ分野で提携

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JFEエンジニアリングと月島機械は、海外における環境インフラ分野で業務提携すると発表した。国内では公共投資抑制の状況が続いているが、アジアを中心とした新興国では環境インフラに対するニーズが高まっており、今後もマーケットの拡大が期待されている。両社は、海外で展開する両社の商品や技術、人材を組み合わせることで、中国や東南アジア諸国での事業拡大を加速させる計画だ。具体的には、海外における上下水道設備やバイオマス関連設備、産業廃棄物処理設備等の環境インフラ分野の共同展開をはじめ、海外拠点の相互有効活用、競争力強化に寄与すると思われる事項について業務提携する。海外拠点では、JFEエンジニアリングの12拠点、月島機械の7拠点を相互に活用する。

両社は8月に共同で、NEDOよりタイにおけるバイオエタノール製造技術実証事業のFS(事業化可能性調査)を受託した。また、JFEエンジニアリングは、9月に中国河南省鄭州市から委託を受け、レストラン厨芥処理事業を手掛ける現地企業からの食品残渣バイオガス発電システムを初受注。年間2000億円規模と言われる中国のレストラン厨芥の廃棄物処理・再資源化市場へ積極的に営業展開を図っていく方針を示している。

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