日立 中国の大手水事業会社と水環境ソリューション事業の協業に合意

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日立プラントテクノロジーは、中国の大手水事業グループ興蓉集団と水環境ソリューション事業の協業に関する覚書を締結した。2011年度中に、中国西部地区の上下水処理施設の新設・改造に伴うプロジェクトにおいて、日立グループと興蓉集団が共同で特別目的会社を設立し、水事業を展開するほか、ITを活用して水循環の効率化を実現する日立グループの「インテリジェントウォーターシステム」も適用していく計画。今後、日立製作所、日立プラントテクノロジーと興蓉集団は、日立グループの持つ技術力、エンジニアリング力、グローバルネットワークと、興蓉集団の中国における水事業の投資及び運営・管理ノウハウを融合し、水環境ソリューション事業の拡大を目指す。

日立グループは、水環境ソリューション事業を社会イノベーション事業における成長分野と位置付け、事業を推進するための水環境ソリューション事業統括本部を2010年6月1日に設立した。中国や東南アジア、中東などの新興国を中心に、膜処理や生物処理など先進の水循環システムとITの融合によるトータルソリューションを活用した総合水事業を拡大し、2015年度には水環境ソリューション事業全体で2000億円の売上高を目指している。

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