> > NEDO シンガポールの政府4機関とエネルギー・環境分野を中心に協力

NEDO シンガポールの政府4機関とエネルギー・環境分野を中心に協力

記事を保存

NEDOは、シンガポールの4つの政府機関とエネルギー・環境分野を中心とした広範な分野での協力協定を締結した。今回、提携したのは、同国でのエネルギー・環境・産業技術分野での取り組みを支えている、国家研究基金(NRF)、経済開発庁(EDB)、ビル・建設監督庁(BCA)、公益事業庁(PUB)。この4機関とNEDOが戦略的パートナーとして包括的な協力関係を構築することで、同国におけるエネルギー・環境分野を中心とした実証事業の実施をはじめ、その後のアジア各国へ事業の共同展開を図る計画だ。

協定概要は以下の通り。NRFとは、新エネルギーや省エネルギー、環境、スマートコミュニティのほか、医療技術や機械技術等の分野において、共同研究や実証事業を推進する。EDBとは、シンガポールや第三国において、スマートコミュニティや都市ソリューションに係わる共同実証事業とキャパシティービルディング事業を推進する。今回の協力協定における具体的なプロジェクトとしては、シンガポールにおけるグリーン・ビルディング実証事業のフィージビリティ調査(FS調査:事業可能性調査)に共同で着手する予定。スマートコミュニティには、一次エネルギーの利用量がゼロである建物、ゼロエネルギービル(ZEB)を含む。

BCAとは、ビルの省エネ技術の導入事業を推進する。BCAは、2030年までにシンガポール国内のビルの80%をグリーン化するグリーン・ビルディング・マスタープランの実現を主導している。シンガポールの水事業を一元管理するPUBとは、水分野での研究開発、実証事業を推進し、具体的なプロジェクトとしてシンガポールにおける産業廃水の処理に係る2つの実証研究プロジェクトに共同で着手する予定。

シンガポールでは、電気自動車の公共実験など先進的なエネルギー技術実証や、下水処理水の再利用など水分野での取り組み、米国MIT(マサチューセッツ工科大学)など海外のトップレベルの大学等を招致し、産業技術分野の研究開発拠点とするCreateプログラムの実施などで成功を収めている。

※グリーン・ビルディングは、設計から施工、運用、取り壊しまで、ライフサイクル全体で環境や人体に配慮した建物のことをいう。また、キャパシティービルディングは、人々や組織、社会全体の自助能力の向上を目指すプロセスのことをいい、FAO(国際連合食糧農業機関)が開発途上国における貧困削減と食料安全保障の実現に向けた中核的な機能として位置付けている。

関連セミナー・イベント情報

関連カテゴリ

プレスリリースを受け付けております

環境ビジネスオンラインでは、皆様からの環境に関する情報をお待ちしています。

新製品・新サービス、研究内容、法令情報、イベント・セミナー、海外の環境ビジネス情報など、お気軽にお寄せ下さい。お送り頂いた内容を、編集部にて拝見いたします。

こちらから、必要事項をご記入ください

Copyright © 2012 日本ビジネス出版. All rights reserved.