経産省 2009年度の国内CO2排出量は景気悪化で前年比5.6%減少

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経済産業省は、11月9日、2009度のエネルギー需給実績(速報)を公表した。最終エネルギー消費は、2008年度と同様、景気悪化の影響を受けて減少し、対前年度比2.3%減となった。1990年度比では3.6%増だった。また、エネルギー消費の減少に伴い、エネルギー起源のCO2排出量は10億7500万トンで、対前年度比5.6%減となった。1990年度比では1.5%増だった。

エネルギー起源のCO2排出量を部門別にみると、産業部門が3億8600万トンで前年度比7.9%減(90年度比19.9%減)、運輸部門が2億2900万トンで前年度比2.5%減(90年度比5.4%増)、業務他部門が2億2000万トンで前年度比6.6%減(90年度比33.6%増)、家庭部門が1億6200万トンで前年度比5.5%減(90年度比26.9%増)、エネルギー転換部門が7880万トンで前年度比0.7%増(90年度比16.2%増)だった。

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