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三菱マテリアル セメント製造で西日本初の汚染土壌処理業許可を取得

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三菱マテリアルは、セメント製造を行う同社の九州工場(苅田地区:福岡県苅田町)が、今年4月1日に施行された改正土壌汚染対策法に基づく汚染土壌処理業の許可を取得したと発表した。汚染土壌処理業の許可取得は、福岡県で初となる。また、今回の許可取得は、セメント製造施設としては全国で2番目、西日本としては初めての事例だ。

セメント工場における廃棄物リサイクルでは、廃棄物やその副産物の成分全てを、セメントの原料、または熱エネルギーとして利用するため、二次廃棄物が発生しないというメリットがある。さらに、1450℃という超高温での焼成プロセスを経るため、通常は処理が困難な廃棄物も大量に活用できる。重金属等で汚染された土壌も、原料の代替として、安心・確実に処分できるのが特長だ。同工場は、5基のセメント焼成炉(ロータリー・キルン)を有する日本最大のセメント製造施設。同施設での汚染土壌の処理能力は2400t/日で、受け入れる汚染土壌の濃度の上限値は無いという。

土壌汚染対策法は、汚染土壌によって人体に悪影響が及ぶことを防ぐため、平成15年に施行された。しかし近年では、自主調査など、法に基づかない土壌汚染発見事例が増加しており、また、処理方法の多くを占める掘削除去での二次汚染リスクが危惧されていた。そのため、改正土対法が施行され、土壌汚染区域(規制対象区域)から搬出された土壌を適正処理するための汚染土壌処理業の許可制度が新設された。この処理施設には、埋立処理施設、浄化等処理施設、分別等処理施設及びセメント製造施設があり、改正土対法施行以後、全国で39施設が許可を取得している(平成22年9月末現在)。

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