三菱樹脂 業界初、リサイクル可能な耐火塩ビ管・継手を開発

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三菱樹脂は、建築物の防火区画の配管に使用できる排水用硬質塩化ビニル管(塩ビ管)「ヒシパイプ耐火VPα™」と塩化ビニル継手「耐火DVα™」を開発した。「ヒシパイプ耐火VPα™」は、耐火塩ビ管・継手としては業界で初めてマテリアルリサイクルが可能な製品。「ヒシパイプ耐火VPα™」は6品種、「耐火DVα™」は83品種を揃えている。現在、公的機関の認証取得に向けた準備を進めており、今冬に販売を開始する予定だ。同社は、両製品で3年後に10億円の売上を目指す。

建築基準法では、集合施設や商業施設、公共施設の防火区画の壁や床を貫通する排水管には、耐火規格に適合した製品の使用を義務付けている。そのため、主に耐火二層管や建築排水用ライニング鋼管、鋳鉄管などが使用されているが、通常の塩ビ管に比べて重く、工事に時間と手間がかかるなど、課題があった。

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