三菱マテリアル レアメタル・レアアースのリサイクル技術開発を実施

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三菱マテリアルは、使用済みの家電からレアアースやレアメタルを回収するための技術開発について、NEDOの委託事業として、京都市で実証研究を実施すると発表した。レアアースやレアメタルの多くは、その希少性や偏在性から、資源枯渇の可能性や価格高騰などの課題があり、国内でのリサイクルシステムの構築が求められている。

今回の委託事業では、レアメタルを使用した高性能なNd-Fe-B磁石を回収・再資源化するための技術開発について、2009年度に経済産業省の補助を受けて調査を進めてきた事業を継続する。Nd-Fe-B磁石はハイブリッド車・電気自動車や省エネ家電に使用されており、この材料となるネオジム(Nd)、ディスプロシウム(Dy)などのレアメタル元素のリサイクルシステムの構築を目指す。また、レアメタルについては、代表的な使用先である携帯用通信端末、ビデオ、カメラ、オーディオ機器などの小型家電からの有用資源の回収に取り組む。

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