日立 中国天津エコシティでのスマートグリッド事業の具体的な内容を公表

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日立製作所は、中国・天津市郊外で開発中の環境配慮型都市「中国・シンガポール天津エコシティ」における具体的な協力内容について、中国-シンガポール天津エコシティ投資開発会社(SSTEC)と合意した。

日立は、環境配慮型ビジネス中心街区Eco-CentralBusinessDistrict(Eco-CBD)の開発プロジェクトや、2020年までに天津エコシティ内の自動車の90%以上の電気自動車(EV)化をめざすための協議会Eco-CityNewEnergyVehicleAllianceに参画する。Eco-CBDにおけるビルエネルギーマネジメントシステム(BEMS)や、地域内のエネルギーを効率的に制御するエネルギーマネジメントシステム(CEMS)の導入についても検討を行っていく。また、今回、天津エコシティ内に新たに建設される約900戸について、各戸のエネルギー消費の監視・管理などを行うホームエネルギーマネジメントシステム(HEMS)を受注した。第一期分として、2011年6月に450戸分を納入する予定だ。日立はSSTECと、中国において、スマートグリッド(次世代送電網)を中心とした環境配慮型の都市づくり「スマートシティ」事業に関する研究開発拠点を、2010年末までに天津エコシティ内に設置することでも合意した。

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