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NEDO 豪州で雨水を活用した水資源供給システムの実証研究を実施

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NEDOは、豪州クイーンズランド州政府インフラ・計画省と共同で、同州において、水資源供給システムの実証研究を実施すると発表した。本実証研究では、人口の増加により水需要の拡大が見込まれる南東クイーンズランド地域を対象地域とし、濃縮塩水による海洋環境への影響が懸念されている海水淡水化施設ではなく、既存のダムによる大きな循環系と、雨水を水源として利用する小さな循環系の両方を活用することで、安定した水資源の供給を目指す。システムの確立後は、水不足等の同様の問題を有する他地域への事業展開が期待される。

両者は、同州「フィッツギボン住宅開発地域(約4000人)」において、雨水を原水として有効利用する分散型水資源供給システムを設置。屋根雨水を原水とした上水化の実証研究と、さらに渇水レベルが上昇した時に対応するシステムとして、中水処理した路面雨水の上水化について実証研究を行う。

前者の屋根雨水を活用する実証研究は、主に除濁を目的としたMF膜(精密濾過膜)処理を中心に200m3/日の規模で実施。後者の路面雨水を活用する実証研究は、中水化の更なる高度処理を目的としたRO膜(逆浸透膜)処理を行い、30m3/日の小規模で実施する計画だ。また、NEDOは同州の関係機関と共に、実施期間に得られた知見をもとに屋根雨水の上水利用に向けたガイドラインの整備に取り組む。実施期間は2010年~2014年。NEDOから委託を受けたJFEエンジニアリングと野村総合研究所が事業を実施する。

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