NTTファシリティーズ 世界初、圧縮機と冷媒ポンプを複合した空調機を開発

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NTTファシリティーズは、日立アプライアンスと共同で、自然エネルギーの外気冷熱を活用し、世界最高水準の省エネルギー性能をもつICT装置用空調機「間接外気冷房FMACS-Vhybrid」を開発した。外気温度が高い夏期~中間期は圧縮機を利用し、外気温度が低い冬期~中間期には、圧縮機を停止させ、冷媒ポンプで冷媒を循環させる外気冷房運転を行うのが特長だ。一般電算室用空調機と比べて、データセンター空調に関わる年間消費電力量・年間CO2発生量を45%削減できるという。2010年度に実際の環境下での評価を行い、2011年度に販売を開始する予定だ。

同空調機は、圧縮機と冷媒ポンプを複合した世界初のデータセンター用空調機。外気冷熱を活用した高い省エネルギー性が特長で、圧縮機に比べて、1/10程度の低い消費電力で冷媒ポンプを駆動でき、同程度の冷房能力を有する。

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