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INAX 新環境素材「保水セラミックス」の実証実験を東京都内で開始

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INAXは、新環境素材「保水セラミックス」のゲリラ豪雨抑制効果とヒートアイランドの緩和効果を確認するため、8月1日より東京都内のビル屋上で比較実験を開始した。同製品は、都市部のビルの屋上などに簡単に敷設できるもので、耐久性、対候性、保水性能、蒸発性能に優れているのが特長。来年度中の実用化を目指す。

「保水セラミックス」の保水率は60%以上で、ゲリラ豪雨による雨水を一時的に貯留し、局地的な大雨が短時間で下水道や河川に流出することを抑制するため、都市型水害の防止に役立つ。晴天時には、貯留した雨水の蒸発冷却作用によって、建物や周囲の温度上昇を抑え、ヒートアイランド緩和にも貢献する。また、屋上に敷設すれば、高い蒸発性能で室外機周辺の温度を下げる効果により、空調効率を向上させ、ビルの使用電力量やCO2排出量を削減することが可能だ。さらに、主原料に窯業廃土を使用しており、製造段階から資源を有効活用できる。

今回は、保水性能と蒸発性能の効果を確認するため、産官学協同の研究グループ「雨水流出抑制・ヒートアイランド緩和に係る研究の有識者委員会」のもと、森ビルの協力を得て、本格的な実証実験を開始した。具体的には、「保水セラミックス敷設」「芝生敷設(屋上緑化)」「敷設なし(屋上コンクリートスラブ)」の雨水貯留量の経時変化、それぞれの敷設上部の温度測定、及び湿度、風向・風速などの気象観測を行う。試験面積は、各々約50m2

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