住友商事マシネックス オフィス向けにCO2排出ゼロの空調フィルターを展開
住友商事マシネックスは、オフィス向けに、フィルターの洗浄・再利用とカーボンオフセットを組み合わせて、CO2排出量をゼロにした空調フィルターサービスの展開を開始した。
同社は、2001年から、住友商事建設不動産本部と共同で、超音波洗浄により使用済みオフィス用空調フィルターを新品同様に再生させるサービスを行っている。従来、オフィス用空調フィルターは、家庭用エアコンのように水洗いできないため、年に1回程度の頻度で交換・廃棄され、産業廃棄物として処分されていた。使用済みフィルターの再利用により、産業廃棄物の削減とビルメンテナンスコストの削減を実現するとともに、排出されるCO2を、標準的なフィルターを廃棄・交換する場合に比べて96%削減できる。住友商事が入居する晴海トリトンスクエアでも、本システムの導入により、これまで約200tのCO2削減を達成しているという。
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