川崎重工グループ 廃棄物発電を行うごみ処理施設の建設・運営事業を受注

  • 印刷
  • 共有

川崎重工グループのカワサキプラントシステムズは、選別施設・バイオガス化施設・ごみ焼却施設を組み合わせて高効率な廃棄物発電を行う、国内初のごみ処理複合施設の建設と運営事業を受注したと発表した。同社が受注したのは、山口県防府市の「防府市クリーンセンター整備・運営事業」。本事業は、公設民営のDBO(DesignBuildOperate)方式により計画された事業で、同社はごみ処理施設の建設と20年間の運営事業を一括して行う。施設の完工日は平成27年3月31日。運営事業の委託期間は平成26年4月1日~平成46年3月31日(20年間)。建設工事の受注金額は95億6000万円で、20年間の運営事業の受注金額は101億円。

本施設では、同社の持つ高度なごみ処理技術の複合化により、最大発電量3600kW、発電効率23.5%(基準ごみ時)という高効率な廃棄物発電を実現し、施設内の消費電力を賄うとともに、余剰電力は売電し、施設の維持管理費用とCO2排出量を削減する。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)完了後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事