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旭硝子 台湾に工場を建設し、高出力LED照明用基板事業に参入

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旭硝子は、7月にLED照明用の新しいガラスセラミックス基板の販売を開始すると発表した。同社のガラス技術とセラミック技術を融合して開発された本製品は、高出力LEDの高輝度化、高耐久性を実現するもので、3-Dテレビや車載用照明など、今後さらに高出力化が求められるLED照明分野における用途拡大に対応する。高出力LED照明用基板市場は、2020年には1000億円規模へ拡大すると見込まれており、同社は、台湾に新設した工場で量産を開始し、同市場において20%以上のシェア獲得を目標として掲げる。

これまでLEDの用途は、液晶テレビや室内照明などの出力の小さい製品向けが主流だった。今後需要が期待される3-Dテレビやヘッドライトなどの車載用照明、屋外用照明などの高出力LEDでは、高輝度化とともに高出力化に伴い強く発熱するLEDの高耐久性が必要とされている。しかし、既存の樹脂基板は高温下での耐熱性に問題があり、高出力LEDには不向きといわれている。また、アルミナ基板は耐熱性があるものの、長期間の使用により、高輝度化の要素である銀の反射膜の反射率が低下するという課題があり、成型の難しさから用途も限られている。

今回発売するガラスセラミックス基板は、高反射率によりアルミナ基板と比べて、輝度を20~30%向上させた。また、放熱設計構造により、アルミナ基板を上回る基板自体の放熱性を達成し、長期間の使用下においても反射率の低下が起こらない。さらに、優れた成型性を備え、複雑なキャビティー構造(凹形状の金型)にも対応できるという。

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