日立・大崎電気 通信とメーター技術を生かし、スマートグリッド事業で提携

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日立製作所と大崎電気は、グローバル市場におけるスマートグリッド(次世代送電網)関連事業で提携すると発表した。両社の強みである、日立のシステム・通信技術と大崎電気のメーター技術を持ち寄り、先進的自動検針インフラ(AMI)に関わる通信機能付電子式電力量計(メーター)、アクセス系・基幹系ネットワーク、メーター情報の収集・管理システムから、配電・営業システム関連製品を含めたソリューションの提供を目指す。両者は今後、国内外でのスマートグリッドに関する実証試験への共同参画や機器、システムの共同開発なども検討していく。

日立は、AMI向けの通信技術や、出力の不安定な新エネルギー電源に対応する系統安定化技術など、情報通信技術や制御技術を生かしたスマートグリッド事業を強化している。大崎電気は、電力量計(メーター)の開発では60年以上の実績を持ち、最近では最新鋭のスマートメーターを欧州市場向けに販売している。今後は、グローバル市場向けに、スマートメーターの製品開発を推進していく考えだ。

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