日産 欧州初のEV向けリチウムイオン電池の英国工場が着工

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日産自動車は、ルノー・日産アライアンスとして欧州初となる電気自動車(EV)向けリチウムイオン電池の生産工場の建設を、英国サンダーランド工場において開始したと発表した。工場の敷地面積は2万5千平方メートル。投資額は2億1000万英ポンド(約302億4000万円)。2012年初めに年間生産能力6万台の規模で操業を始め、日産とルノーのEVに供給する。同アライアンスは、欧州でのリチウムイオン電池の生産計画として、英国に続き、2番目の工場建設地をポルトガルのカシアとし、次いでフランスのルノーフラン工場でも行うことを発表している。

日産自動車は、同社初のEV「リーフ」を12月に国内で発売し、2011年初めには欧州で発売する予定。「リーフ」の生産は、今年後半から日本の追浜工場で、2013年からはサンダーランド工場の第2生産ラインも立ち上げて開始する計画だ。また、米国スマーナ工場でも、2012年後半よりリチウムイオン電池と合わせて生産を始めるとしている。

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