双日 ロシア極東コージェネレーション化プロジェクトへガスタービンを納入

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双日は、ロシア極東地域におけるコージェネレーション(熱電併給)化プロジェクトにおいて、川崎重工製のガスタービン及び付帯設備を納入すると発表した。ロシアの政府系企業である極東燃料・エネルギーコンプレックス発展戦略研究センターと覚書に調印。第一期の計画として、2015年までに30基のガスタービン及び付帯設備を納入する予定で、受注金額は約200億円となる見込み。パイロットプラントとして、8月に1.5MW、3MW、7MWの設備を納入し、2011年末に稼働させる計画だ。

ロシア極東地域では、約5000カ所で老朽化した石炭焚きのボイラーを使用している。コージェネレーション化プロジェクトは、ロシア政府が推進しているエネルギー効率改善と環境対策の一環で行われるもの。2012年に開通が予定されているサハリンからウラジオストクまでを結ぶ全長約1800kmのパイプライン沿いの市町村に高効率のコージェネレーションシステムを導入し、電気と温水を供給することで、エネルギーの有効利用と大幅なCO2削減を目指している。

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