ベタープレイス 日本交通と世界初バッテリー交換式EVタクシーの運用開始

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ベタープレイスは、4月26日から東京最大手のタクシー会社日本交通と共同で、世界初となるバッテリー交換式電気自動車(EV)タクシーの実証運用を開始した。期間は7月末日までの約90日間。今回のプロジェクトでは、日産デュアリスを改造したバッテリー交換式EVタクシー3台を運行する。六本木ヒルズ内のEVタクシー専用乗り場から一般利用ができる。虎ノ門に設置したバッテリー交換ステーションにおいて、EVタクシーのステーション入場からバッテリー交換、バッテリーラックへの保管・充電までをすべて自動で行うとともに、EVタクシーの位置やバッテリー残量・温度などをリアルタイムで把握し、バッテリー管理を行う。

本プロジェクトは、経済産業省・資源エネルギー庁の「平成21年度 電気自動車普及環境整備実証事業(ガソリンスタンド等における充電サービス実証事業)」の一環で実施される。ベタープレイスは、2007年に設立されたベンチャーで、バッテリー交換方式のEV用充電インフラ構築に取り組み、すでにイスラエルやデンマークなどで事業を展開している。日本では、昨年、横浜で実証運用を実施している。本プロジェクトに引き続き、年内にはイスラエルにおいて同社のEVソリューションを包括したテストを実施する予定だ。

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