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双日 植物工場技術を活用した高品質トマトの栽培で農業に参入

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双日は、農事組合法人成田ガイヤと共同で、早稲田大学発ベンチャーのメビオールが開発した植物工場技術を活用し、日本で農業事業に参入する。両者は、メビオールのアイメック植物栽培システムを導入し、千葉県匝瑳市に借りた約3500m2の農地で、高級トマトの生産に乗り出す。今年6月初旬に定植し、8月頃から収穫する予定。2年目から25tの生産を計画している。

アイメック植物栽培システム(養液土耕栽培)は、ハイドロゲルからなる特殊な膜、“ハイドロメンブラン”を使って、高糖度で高品質な農作物を少ない水と土で栽培する技術で、トマトやイチゴなどの果菜類の生産に適している。“ハイドロメンブラン”は、養液から水と栄養を吸収するが反対側には放出しないという性質を持つ。そのため、作物が水や養分を吸収しようとして発生させる膨大な毛根や、浸透圧の効果により、膜中の水と養分の吸収力が向上し、作物の高栄養化を促進する。この栽培方法を利用した植物工場は、一般的な人工光利用型の閉鎖型工場に比べ、初期投資コストやオペレーションコストを約1/5にまで抑制できるという。そのため、コスト面と品質面で競争力の高い農産物を長期にわたり供給することが期待される。加えて、作物と土壌を隔離して栽培するため、根から侵入する菌を防ぎ、薬剤や肥料の使用量を削減することができる。

双日は、中期経営計画の中でアグリビジネスを重点分野と位置付けており、今後、国内だけでなく、南米・東南アジアなど海外においてもアグリビジネスを展開していく。

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