竹中工務店・三菱化学 太陽電池とLED照明を組み合わせた商用看板を開発

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竹中工務店は、三菱化学と共同で、薄膜太陽電池を組み込んだ商用看板「PVサイン」を開発し、4月22日に竣工する「関西熱化学大浜統合建屋」(兵庫県尼崎市)に初めて設置した。「PVサイン」のサイズは、縦6.5m×横4.0m×奥行1.0m。樹脂膜(ETFE膜)製のピロー型サインの内部にアモルファスシリコン型薄膜太陽電池(最大出力540W)が組み込まれており、昼間発電し蓄電池に蓄えた電気で夜間にLED照明を点灯し、サインをライトアップする。薄膜太陽電池とLED照明を組み合わせたサインは、国内で初めてだという。

関西熱化学は、今回建屋を新築するに当たり、尼崎市から環境対応を求められていた。新しい方式の「PVサイン」は、その一環として開発された。三菱化学は、4月に曲面や壁面などにも対応できるフレキシブルな形状と軽さが特長の建材一体型太陽電池の発売している。

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