ホンダ 東芝製リチウムイオン電池を搭載した電動二輪車を12月に発売

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ホンダは、12月から、配達業務を行う企業や個人事業主などビジネスユース向けに、電動二輪車「EV-neo(イーブイ・ネオ)」のリース販売を開始する。「EV-neo」は、バッテリーに東芝製のリチウムイオン電池「SCiB」を、モーターに耐久性と回転効率のよいブラシレスモーターを採用。走行時にCO2を排出しない環境性能と、荷物積載時もガソリンエンジンの原付一種(第一種原動機付自転車)並みの実用性を備えている。家庭用電源での短時間充電も可能で、急速充電器(200V電源)では20分で約80%、普通充電器(100V電源)では約4時間で100%の充電ができる。定地走行時の航続走行距離は、30km以上(30km/h)。

東芝製リチウムイオン電池「SCiB」がバイク用途で採用されたのは初めて。東芝は、SCiB事業を成長分野での新規事業と位置づけて強化している。2011年から稼働する新潟県柏崎市の工場では、電動車両用途向けやスマートグリッドなどで利用される電力貯蔵向けの量産を行う計画だ。

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