野村総合研究所 エコカー市場は10年後に約5倍の1,300万台規模へ

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野村総合研究所は、日本、米国、欧州、中国を対象に、ハイブリッド車(HEV)やプラグインハイブリッド車(pHV)、電気自動車(EV)を含むエコカーについて、2020年までの販売市場予測を発表した。それによると、2010年以降、燃料価格の高騰や環境規制の強化、消費者の環境意識の高まりなどにより、エコカーの大衆化が一層進展し、2020年には2010年に比べて約5倍の1300万台規模になる見通し。

HEVは、2020年頃には、ハイブリッド機能が比較的簡易な「マイクロハイブリッド」方式と、ホンダのインサイトに代表される安価な「マイルドハイブリッド」方式、現在主流のトヨタのプリウスに代表される「ストロングハイブリッド」方式でエコカー市場が3分割され、年間1100万台規模になると予測。また、EVは、搭載電池の供給事情等に左右されるが、年間75万台から155万台程度となるとみている。pHVは、安価なHEVをベースとしたタイプを中心に年間140万台程度になると予測する。

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