三菱電機 エコカーや太陽光発電向けの複合型蓄電デバイスを開発

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今回、同社は、世界で初めてリチウムイオンキャパシタとリチウムイオン電池をセルの内部で一体化させた新構造の複合型蓄電デバイスを開発。急速な充放電をリチウムイオンキャパシタ部に、長時間の充放電をリチウムイオン電池部に受け持たせ、瞬発力と持続力を両立させた。開発した2種の複合型蓄電デバイスのうち、原理実証用の3cm×3cmセルでは、急速充放電でのサイクル寿命をリチウムイオン電池単独の場合に比べ約4倍に向上させ、実用性検証用の扁平巻回形10Wh級6cm×9cmセルでは、リチウムイオン電池に近い高エネルギー密度を得ている。

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