外務省 タジキスタンに対し、太陽光発電設備の導入を支援

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日本政府は、タジキスタン共和国に対して、太陽光を活用したクリーンエネルギー導入を支援するために、4億5000万円の無償資金協力を行うと発表した。同計画では、タジキスタン共和国の首都であるドゥシャンベ市の2つの病院へ太陽光発電装置を設置し、既存の電力系統に連系するための資機材の提供や機材の運営・維持管理のための技術指導を実施する。

豊かな水資源を有する同国は、水力発電量では中央アジア最大。しかし、冬季は河川の凍結により電力不足となり、また、旧ソ連時代から使用している電力設備の老朽化に伴い、電力供給が不安定となるなどの課題を抱えている。同国は、電量の供給を安定化させるために、エネルギー供給資源の多様化を推進する政策を掲げており、その一環で、地球温暖化ガス排出量を抑制する再生可能エネルギーの導入に力を入れている。

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