ミサワホーム 国内初、太陽光発電搭載住宅のCO2排出削減量を排出権化

  • 印刷
  • 共有

事業のスキームとしては、自社の太陽光発電搭載住宅のオーナーから「ECOになる家の会」の会員を募集。会員は、毎年度末に事務局に太陽光発電システムによる総発電量・売電量等を報告する。事務局は、それをもとに売電分を除く自家消費電力分を取りまとめ、国内クレジット認証委員会から排出権として認証を受ける。同社は同会と排出権取引を行い、収益分は植林事業などの環境・社会貢献事業に充てる計画だ。3kWの太陽光発電システムの搭載住宅で、自家消費分のCO2排出削減量は年間約1トンと試算している。まずは、賛同を得られた10棟の会員から事業を開始し、国内クレジット制度の実施期間である2013年3月末までにCO2排出削減約25トンの排出権化を目指す。今後会員を増やし、事業を拡大していく予定だ。

国内クレジット制度は、大企業等(排出削減事業共同実施者)が資金や技術を提供して中小企業等(排出削減事業者)が省エネに取り組み、それにより生じたCO2排出削減量を排出権として認証する仕組み。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事