経産省・農水省、ＩＴ×農業推進のためのフォーラムを開催

経済産業省は、農林水産省と共同で、5月17日に「IT農業フォーラム－ITで創る、新たな高収益アグリビジネス－」と題するフォーラムを開催する。

同フォーラムでは、ITの利活用の促進による農業とその周辺産業の持続的な発展を目的として、経産省と農水省が連携して農業とITに関わる政策について紹介するとともに、産学による有識者を交えて、今後の農業分野におけるITの利活用のあり方について議論する。会場は東京都港区の三田共用会議所講堂。定員は約300名。参加は無料。参加希望者は5月14日までに申込みが必要。

近年、日本の農業は、低収益性や就業者の高齢化・後継者難など厳しい状況に直面している。そのようななか、これまで必ずしもIT化が進んでこなかった農業分野におけるIT利活用の推進は、農業が抱える様々な課題解決に貢献する有効な方策の一つと考えられる。

このような状況を踏まえて、今回のフォーラムでは、東京農工大学大学院の澁澤栄教授の基調講演、経産省から「IT融合政策」、農水省から「AI農業の取組」についての説明、農業分野の有識者を迎えてパネルディスカッションを行う。

参考：経産省 - 「IT農業フォーラム－ITで創る、新たな高収益アグリビジネス－」を開催します