環境ビジネス編集部
最終更新日: 2012年05月11日
NEDOと九州大学は、開発した高効率の超電導ポンプシステムを用いた常圧での液体水素の移送試験に世界で初めて成功したと発表した。今回の成果は、水素エネルギー社会で必須の液体水素が無駄なく、容易に利用できるようになる技術として期待される。
これまで、液体水素を貯蔵容器からタンクに移送する際、加圧排出に専門技術を有した技能者が必要だった。また圧力を利用するため無駄な工程等が生じていた。今回、開発したシステムにより、電源を入れるだけで、エネルギー損失の少ない超電導モータの動力のみで効率的な液体水素の移送が可能となる。
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