ワタミは、再生可能エネルギーの普及促進に貢献することと、グループのCO2削減を目的として、3月16日に、秋田県にかほ市で「ワタミの夢風車 風民(ふーみん)」の本稼動を開始し、風力発電事業に本格参入した。
風民の出力は2,000kW、年間発電量は約450万kWh、年間環境価値は約2,000tCO2/年。特徴は、ワタミが融資するこのうら市民風力発電プロジェクトの風車が発電する、グループの電力使用量の約3%にあたる電力と、グループCO2排出量の約2%にあたる環境価値をすべてワタミグループで購入する点。これは日本初の試みとなる。
ワタミグループは、昨年5月に風力発電事業に参入することを発表。今年7月施行予定の全量固定価格買取制度を前提として、2020年にグループで使用するすべての電力を自然エネルギーに転換することを目指している。