昭和電工、山口大とLED植物育成工場における新たな栽培法を確立

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昭和電工は、山口大学との共同研究によりLEDを用いた植物工場における新たな栽培法(Shigyo法)を確立したことを発表した。同栽培法は、昭和電工製のLED素子を用い植物育成に最適化した光照射を行うことで、出荷サイクルの短縮と収穫量の増大を可能としたもの。同社は、同栽培法に関するライセンスの供与を行い、安全安心な食糧供給方式として期待されるLED植物工場の普及を図りたい考えだ。

LED照明は、発光波長幅が他光源に比較し狭いことから、植物の光応答に適した波長を選択的に照射でき、結果として効率良く植物を栽培できると考えられており、同社は、波長660nmで世界最高の発光効率を実現した赤色LED素子を開発し、販売を行っている。

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