埼玉県の越谷レイクタウンに「ソーラーUFO」出現 太陽光発電で水質浄化

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NTTファシリティーズは、環境・社会貢献活動の一環として、太陽光発電によりCO2を排出せずに水を浄化するシステム「ソーラーUFO」を、埼玉県越谷市越谷レイクタウンの大相模調節池に設置すると発表した。

「ソーラーUFO」は水上に浮かんで水の浄化を行う装置。直径5mの円盤型の浮体の上に太陽電池が設置されており、内部に搭載した濾過システムや水中に空気を供給する曝気システムを太陽光発電のエネルギーで作動させる。天候により変動する太陽電池の発電電力を各浄化機能等に効率よくエネルギー供給し、太陽電池パネルの稼働が可能な昼間に水浄化を行うのが特徴だ。設置期間は2012年4月20日から2013年3月31日までを予定している。

越谷市では、地球温暖化対策を進めるため、「ストップ温暖化~エコまち“こしがや”チャレンジ2020~」(越谷市地球温暖化対策実行計画(区域施策編))を策定し、温室効果ガスの削減に向けた様々な取り組みを行っている。

同社は、2009年度から「ソーラーUFO」を活用したCSR活動に取り組む。2009年8月に、大阪で行われた「水都大阪2009」のイベント会場である道頓堀川船着場に初めて設置。その後、大阪城公園、花博記念公園鶴見緑地に設置。2011年4月には、福岡市の新エネルギー普及促進の取り組み支援として、舞鶴公園3号濠に設置した。また、2011年9月には、大阪城公園において「ソーラーUFO」の発電量・浄水量等を「見える化」する表示装置を設置して、3月末まで運用した。

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