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IHI、ケーブルに触らずに充電できる非接触給電装置をEVに搭載しテストを開始

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IHIは、ケーブルに触らずに充電できる非接触給電装置を電気自動車(EV)に搭載し、実際の利用状況を想定したテストを開始した。これは、同社が非接触充電技術の開発を行う米国のワイトリシティコーポレーションと共同で進めている非接触給電技術の商品化に向けた取り組みの第一歩。

IHIは、今年3月に、自動車向けおよび産業用途向けの非接触給電装置について、ワイトリシティと共同開発を行うことで技術ライセンスを契約。これに伴い、EVの様々な車種や蓄電池に適合可能な非接触給電装置の車載側(受電)、地上側(送電)の装置の開発を進めるために、独自で受電装置を搭載した試験用のEVを作った。

同時に、IHI横浜事業所内に送電装置を設置し、今後1年程度で、車両搭載時の蓄電池特性とのマッチング、位置ずれの許容範囲、磁界分布などについてデータを取得する。現在、普通充電に相当する3.3kWでの非接触充電に成功している。

非接触給電は、送電装置と受電装置が接近していれば電力を伝えられる技術で、ケーブルを引き回したりコンセントを抜き差しする必要がない。ワイトリシティの非接触給電は、共鳴を利用して効率よく電力を送ることができる磁界共鳴方式。3kWを超える電力を20cm離れて効率90%以上で送電可能なことが実証されており、同技術を用いることにより、ケーブル無しでEV充電が可能になり、EVの利便性を高めることができる。

同テストと並行して、IHIは三菱自動車工業などの自動車メーカーと協力し、非接触給電装置の車載側の開発、社会インフラ分野での当社の知見を生かし充電ステーションに向けた非接触給電装置の送電装置の開発も進めている。

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