> > 三洋電機、CO2削減に寄与する国内初「水冷式ノンフロン冷凍機システム」を開発

三洋電機、CO2削減に寄与する国内初「水冷式ノンフロン冷凍機システム」を開発

記事を保存

三洋電機は、冷凍ショーケース用冷凍機システムにおいて、国内で初めて自然冷媒(CO2冷媒)を水で冷却する「水冷式ノンフロン冷凍機システム」を開発した。

自然冷媒は冷凍ショーケース用冷凍機システムで使用されている代替フロン冷媒に比べて、地球温暖化係数が1/1300〜3920と非常に小さく、CO2排出量削減に大きく貢献する冷媒として注目されている。

地球温暖化の原因は、CO2のほかに温室効果ガスとしてフロンの影響もあるといわれている。流通業界では、空調の温度管理の徹底や冷凍・冷蔵ショーケースの運転の効率化、LED照明の導入などが進む一方、店舗で使用される冷凍冷蔵設備や空調機には、冷媒に代替フロンのHFC冷媒が使われていて、環境保護のため、オゾン破壊係数がゼロ、かつ地球温暖化係数の低い自然冷媒への転換と、自然冷媒を採用した機器・設備の開発・実用化への要望が高まっていた。

そこで同社は2009年に国内で初めて、自然冷媒を採用した空冷式のスーパーマーケット向け冷凍ショーケース用冷凍機システムを開発した。しかし、都市部のショッピングセンター、商業施設・ビル内にある店舗にノンフロン冷凍機を導入するには、冷凍機を設置する場所の確保、冷凍機から発生する騒音、コンクリートやアスファルトの照り返しによる温度上昇や夜間でも気温の下がらないヒートアイランド現象による冷凍機の運転負荷増大などの課題があった。そこで今回のCO2冷媒を水で冷却する「水冷式ノンフロン冷凍機システム」の開発に至った。

従来システムではCO2冷媒を空気で冷却する空冷式を採用していたが、新システムはCO2冷媒を水で冷却する水冷式を採用。冷凍機の屋外の設置場所の確保が難しかった都市部のショッピングセンターや商業施設・ビル内にある店舗に適していて、都市部の環境配慮店舗の実現に役立つ。

なお、売場面積約450m2の店舗で、店舗のライフサイクルを15年として試算した場合の温室効果ガス排出削減効果は、間接影響931,5トン、直接影響8,810.1トン、合計9,741.6トンの削減になると見込まれている。

関連セミナー・イベント情報

関連カテゴリ

プレスリリースを受け付けております

環境ビジネスオンラインでは、皆様からの環境に関する情報をお待ちしています。

新製品・新サービス、研究内容、法令情報、イベント・セミナー、海外の環境ビジネス情報など、お気軽にお寄せ下さい。お送り頂いた内容を、編集部にて拝見いたします。

こちらから、必要事項をご記入ください

Copyright © 2012 日本ビジネス出版. All rights reserved.