双日、豪タリソンと提携、炭酸リチウム調達へ

  • 印刷
  • 共有

双日は、豪州資源会社のタリソン・リチウム・リミテッド社(本社:西オーストラリア州パース)と、タリソン社が製造する炭酸リチウムの日本向け供給および共同マーケティングに関して、合意覚書(MOU)を締結したと発表した。両社は、本合意覚書に基づき、当面一年間を期限とし、協業の可能性を検討していく。

リチウムイオン電池を搭載した電気自動車の普及に伴い、世界的にリチウム化合物の安定供給が求められている。そうした中、タリソン社は自社の高品位リチウム精鉱を加工し、炭酸リチウムを製造する工場の立ち上げを検討・推進している。同社の鉱石加工工場は、西豪州において炭酸リチウム20,000トン/年の生産能力にて2015年度中の生産開始を予定している。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事