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日本ガイシ、NAS電池火災事故の原因と安全強化策を発表 工場の操業再開

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日本ガイシは、昨年9月21日、茨城県常総市の三菱マテリアル筑波製作所で発生した同社製NAS電池の火災事故について、事故原因と安全強化対策を公表するとともに、事故発生以降中断していたNAS電池工場の操業を6月より再開することを発表した。当面は既設のNAS電池を継続して使用する顧客の電池を工場に引き取り改造することを優先し、新規生産は本年度下期に開始する予定。

【火災の原因】
1)NAS電池システムを構成するモジュール電池40台のうち1台(単電池384本収納)に製造不良の単電池が1本あり、その単電池が破壊して高温の溶融物が流出した。
2)溶融物がモジュール電池内のブロック間にある砂層を越えて流出し、隣接するブロックにある単電池との間で短絡(ショート)が発生した。
3)短絡した単電池間にヒューズが設置されていなかったため、短絡電流が継続的に流れて発熱したことで多数の単電池が破壊して火災が発生し、当該モジュール電池全体に延焼拡大した。
4)当該モジュール電池1台の燃焼により、火炎と高温の溶融物が上段と下段に設置されていた他のモジュール電池内の単電池容器を溶解させ、さらに延焼拡大した。

【安全強化対策】
■モジュール電池の延焼防止対策
1)短絡電流による火災の発生を防止するため、モジュール電池内の単電池間にヒューズを追加する。

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