三菱重工、コンテナ型ガスエンジン発電設備「MEGANINJA(メガニンジャ)」を開発

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※画像はイメージです
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三菱重工業は、コンテナ型のガスエンジン発電設備「MEGANINJA(メガニンジャ)」を開発し、販売を開始した。同製品は「素早く移動・素早く設置・素早く発電」をコンセプトに、移動が容易なコンテナの採用に加え、配線や燃料配管の接続にコネクター方式を採用することで、現地作業の大幅な簡便化を実現。そのため現地到着後24時間以内に発電を開始できる。同社は、電力不足地域を抱える新興国などの分散型電源向けをはじめとする常用発電需要を中心に、非常・緊急対応用電源向け需要なども含め、国内外で幅広い市場を開拓していきたい考えだ。

MEGANINJAは、ISO規格の40フィートコンテナ(長さ約12m)内に、ガスエンジン、発電機、燃料ガスの圧縮機、制御盤などの発電に必要な装置を搭載。温水熱交換器や排ガス蒸気ボイラーなどを内蔵した20フィートの排熱回収コンテナを同時に使うことにより、コージェネレーション(熱電併給)にも対応できる。それぞれトレーラーで目的地まで運ぶことができる。発電出力は1,500kWで、複数台の連結運転により発電量の拡大も容易。

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