宇部興産、宇部ケミカル工場の液化炭酸製造設備増強を開始 2013年夏完成

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宇部興産は、炭酸ガスの有効利用と排出削減及び液化炭酸の需要増に対応するため、山口県宇部市の宇部ケミカル工場で液化炭酸製造設備の増強に着手した。具体的には、グループ会社である宇部アンモニア工業のアンモニア製造工程で副生する炭酸ガスを原料として、液化炭酸製造設備の生産能力を3万t/年から8万t/年に増強する計画で、2013年夏に完工する予定。

今回の設備増強により、競争力に優れる液化炭酸を安定・長期的に供給することが可能となる。また、宇部興産は堺工場にも液化炭酸の製造設備(9.9万t/年)を有しており、これら国内2拠点を最大限に活用し、今後の需要増大に合わせて供給体制を整えていく方針だ。

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