宮崎大、国内最大級のビームダウン式太陽集光装置で水素製造など

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※画像はイメージです
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宮崎大学は、新潟大学との間で共同研究契約を結び、宮崎県の支援により、精密光学機器メーカーの三鷹光器が開発した「ビームダウン式太陽集光装置」を同大木花キャンパスに設置した。ビームダウン式は、へリオスタット(反射鏡式集光装置)により反射された太陽光を中央タワー上部の楕円鏡で再び反射し、下に向かって太陽光を集める方式。同装置は、ビームダウン式としては国内最大級で、世界最高レベルの集光度を誇る。

同装置が設置された敷地の広さは、東西60m、南北60m、中央タワーの高さは15mで、80基のへリオスタットが太陽を追尾し、1基あたり10枚の凹面反射鏡を動かし、800枚の凹面反射鏡からの太陽光を1つのスポットに集める。

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