トクヤマとチヨダウーテ、廃石膏ボードのリサイクル会社を新設

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※画像はイメージです
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トクヤマとチヨダウーテは、廃石膏ボードのリサイクル事業を目的とした新会社「トクヤマ・チヨダジプサム」を設立した。新会社では、廃石膏ボードの収集から二水石膏の製造・販売、廃石膏ボードリサイクル事業の運営などを行う。年内の工場完成を目指し、関係行政機関の許認可を受けた後、来年初めより事業を開始する予定。

トクヤマが持つ「廃石膏結晶大型化処理技術」については、以下の通り。石膏ボード廃材を粉砕し、紙と分離処理することによって、石膏粉を作ることができる。この石膏粉をボード原料としてリサイクルする場合、通常の原料中に10%程度しか混合することができない。これは、ボードの構造が多くの空隙を有する小さな針状結晶の凝集体であるためで、この課題を解決するには、石膏ボードの結晶構造を根本的に改質する必要があった。

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