執刀医の暑さ、患者の寒さ 手術室の課題を解決する新空調システム

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※画像はイメージです
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鹿島は、手術室の新しい空調システム「KVFS(KAJIMA Variant Flow System)」を開発し、埼玉県幸手市の東埼玉総合病院に導入した。同システムは、従来の手術室の空調で課題となっていた患者近傍の低温化防止と執刀医の暑熱感緩和を同時に図るとともに、患者の手術部位の感染リスクを低減する画期的なシステム。

今後は同病院で操作性や応答性など空調としての使い勝手をさらに検証し、システムのブラッシュアップを図る予定。また、空調機の稼働状況を長期的に計測しており、この解析データとアンケート調査により、さらに進化した手術室空調システムの構築を目指す。

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