日立、直接メタノール形燃料電池向けに電極を開発、コストを約45%低減

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※画像はイメージです
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日立製作所は、シンプルな燃料電池として可搬性の小型電源への応用が期待される、直接メタノール形燃料電池(DMFC)向けに、電池のコストを同社比で約45%低減できる電極を開発したと発表した。

具体的には、高価な白金を使用しない電極として、空気中の酸素還元反応を行う空気極に窒素ドープカーボン触媒を、メタノールの酸化反応を行う燃料極にパラジウム-ルテニウム合金触媒を適用した電極を開発し、従来と比べて電池のコストを約45%低減することを可能とした。今後、災害時や室外使用向けのポータブル機器用途など、小型電源への適用をめざす。

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