三菱商事、インドネシアで世界最大級の地熱発電の運営・開発に参画

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※画像はイメージです
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三菱商事は、インドネシアで日本企業として初めて地熱発電の運営・開発に参画する。同国ジャワ島において2000年以来、安定して商業運転を続けているワヤン・ウィンドゥ地熱発電所等の運営を統括するスターエナジー・ジオサーマル社(Star Energy Geothermal Pte Ltd.)の株式20%を取得すると発表した。本件は、同社として、インドネシアでの、また、地熱分野においても初めての発電事業への参画となる。

同国では、今後2020年までに、総計約600万kWにも上る新規地熱発電案件の開発が計画されている。今後、同社は、スターエナジー・ジオサーマル社を核として、ワヤン・ウィンドゥ発電所の拡張事業を含め、インドネシアにおいて複数の地熱発電事業を開発・運営していくことを目指す。さらに、これまで培ってきた電力事業の経験と、今後習得していく同地熱発電所の運営ノウハウを活かし、同国政府が推進する地熱開発計画に参画していくとともに、日本をはじめとする他の有望な地熱資源を保有する国においても、地熱発電事業に取り組んでいく考えだ。

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