> > 米タイム誌の表紙に退役軍人怒る 星条旗に代え緑の木

米タイム誌の表紙に退役軍人怒る 星条旗に代え緑の木

記事を保存

タイム誌4月28日号の、温暖化問題を表現した表紙デザインがアメリカで物議を醸した。

問題の表紙には、第二次世界大戦中、硫黄島の擂鉢(すりばち)山に米海兵隊員が星条旗を立てようとしている写真を加工して、星条旗の代わりに木を立てているように見せかけたもの。「どのようにして地球温暖化の戦いに勝つか」という見出しがつけられている。

地球温暖化問題を第二次世界大戦の、しかも2万8千人を超える死傷者を出した激戦地の写真で例えたために、退役軍人などの怒りを買ってしまったのだ。「命がけの上陸と、まだ根拠が証明されていない温暖化問題を同等に扱うのは、勇敢な兵士に対する侮辱にあたる」「できることなら100万回購読を中止してやりたい!」といった怒りの意見が、退役軍人ブログなどで飛び交っている。

ビジネスメディア機関も、「硫黄島の退役軍人にとってタイム誌の表紙は不名誉。そのうえ地球温暖化問題も冗談に成り下がった」と批判的。また、「海兵隊員が持ち上げている木は、バイオエタノールの材料だろう。環境博愛者の犠牲になるのはいつも発展途上国の人々で、バイオマスは地球環境を荒らしている」と、温暖化対策を批判するジャーナリストまで出現。

批判の嵐を浴びたタイム誌。だが、「購読中止」とは裏腹に、結局完売となったようだ。

関連セミナー・イベント情報

関連カテゴリ

プレスリリースを受け付けております

環境ビジネスオンラインでは、皆様からの環境に関する情報をお待ちしています。

新製品・新サービス、研究内容、法令情報、イベント・セミナー、海外の環境ビジネス情報など、お気軽にお寄せ下さい。お送り頂いた内容を、編集部にて拝見いたします。

こちらから、必要事項をご記入ください

Copyright © 2012 日本ビジネス出版. All rights reserved.