世界をリードする緑の経済成長戦略「緑の経済と社会の変革」(日本版グリーン・ニューディール)

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全貌がもうすぐ明かされます!

「我が国が強みを持つ環境・エネルギー技術には新たな需要と雇用を生む力がある」麻生太郎首相は2008年9月29日の所信表明演説で、緑の経済成長戦略を示唆していました。それに遅れること約2カ月、11月4日のアメリカ大統領選でオバマ勝利が確定すると、11月下旬には、1500億円の投資と500万人の雇用創出を謳う「グリーン・ニューディール政策」が世界中で知られるようになりました。

確かに、人為起源による地球温暖化を否定し、就任早々京都議定書から離脱してしまったブッシュ前大統領とは正反対の政策大転換は大きなインパクトがあります。
オバマ大統領は、出馬を決めた約2年前からブルッキングス研究所1)やCSIS2)といった有力シンクタンクのメンバーをブレーンにしてきたとみられ、その政策は専門家の詳細なレポートによって裏付けられています。
 あまりにも有名になったオバマ大統領の「Yes, we can.」「Change we need.」。支持者たちを熱狂させた力強いスローガンは有識者によって周到に準備されたものだったのです。一方、オバマ大統領よりも早い時期に同種の政策方針について発言しながら、麻生首相の発言があまり注目を集めなかったのはなぜでしょうか――。

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