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第18回地球環境大賞/フジサンケイグループ

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鹿島建設、生物多様性
大和ハウス、街づくりで受賞

審査委員の徳川恒孝氏

審査委員の徳川恒孝氏
(世界自然保護基金ジャパン会長)。

4月21日、フジサンケイグループによる「地球環境大賞」授賞式が行われた。大賞を受賞した大和ハウスをはじめ、単一の商品よりも多角・多面的な"面"での取組の受賞が目立った。今後の環境関連の賞のトレンドとなりそうだ。



単一ではなく、複合的かつ総合的な取組が高く評価される傾向顕著に

大賞を受賞した大和ハウスは、越谷レイクタウンを先進事例とする「自然と調和したまちづくりの推進、風・太陽・水生かし街区全体でCO2を削減する取組」が評価された。個々のマンションにおける省エネ対策だけではなく、住民との環境コミュニケーションを進めている点がポイントだ。

地球環境大賞

地球環境大賞はフジサンケイグループが「産業の発展と地球環境との共生」を目指し、世界自然保護基金(WWF)ジャパン(名誉総裁・秋篠宮殿下)とともに1992年に創設。環境保全に熱心に取組、持続可能な循環型社会の実現に貢献している企業などを毎年表彰。過去17回で延べ173の企業、自治体などが受賞している。顕彰制度委員会委員長は豊田章一郎・日本経団連名誉会長、審査委員長は近藤次郎・元日本学術会議会長が務めている

携帯電話の高性能化で経済産業大臣賞を受賞したNECは、世界で初めてマルチコアにより約1/3の電力消費低減を、高機能化と同時に実現させた点が高く評価され、受賞となった。

生物多様性に配慮した都市づくりで受賞したのは鹿島建設。「エコロジカルネットワーク評価技術」や「カニ護岸パネル」などの研究と適用を実施するほか、生態系分野の研究者による出前授業や社有林の管理など、生物多様性と本業との調和的発展に配慮した取組が受賞の決め手となった。

環境関連の賞が増えている傾向から、差別化が難しくなってきており、そんななかでの第18回地球環境大賞となったが、受賞企業はいずれも、複合的でシステマティックな取組が高い評価を得ている。企業の環境配慮の取組に個々の取組みを統合し、全体で最適化し、より効果の高いものにしていかなければならない時代の課題を象徴しているといってもよいだろう。

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