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オリックス、オフィスビル向けエネルギー管理サービスを開始、初期導入コストゼロ

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オリックス、オフィスビル向けエネルギー管理サービスを開始、初期導入コストゼロ

オリックスは、オフィスビルや店舗などの小口需要家向けに、電気料金の削減とエネルギー管理を成果報酬型で提供するデマンドレスポンスサービス「はっとわっと」を開始する。本サービスでは、同社が必要な機器を導入するとともに、顧客の節電行動サポートやモニタリングを行い、顧客の初期投資ゼロでの確実な節電対策を支援する。これまで投資回収の不確実さからエネルギー管理機器の導入に至っていない小口需要家向けなどでの利用を見込む。

本サービスでは、顧客はリアルタイムの電力使用状況とともに、翌日の需要予測情報を取得することで、使用電力量の削減や最大需要電力の抑制(ピークカット)を促進することができる。さらに、必要な機器や通信費は同社が負担し、節電によって得られたコスト削減分のうち、20~80%を顧客が享受し、残りを同社が報酬分(サービスコストを含む)として受け取る仕組みにより、顧客は初期投資なしで導入することができる。

具体的には本サービスは、1. 節電プランの策定、2. 電力の見える化、3. 節電警報・注意報の3つを柱とする。節電プランの策定では、過去の電力使用実績をベースに、節電行動や電気需給契約の見直しなど最適な節電プランを策定する。電力の見える化では、30分ごとの使用電力量や気象情報をリアルタイムにウェブサイト上に表示する。節電警報・注意報としては、過去の電力使用傾向や気象情報から翌日の電力使用量を予測し、ウェブサイト上に表示するとともに注意報をメールで配信。計画値の超過前には警報を発報する。

対象施設は、オフィスビル、店舗、医療・福祉施設、学校、社員寮、宿泊施設など。対象規模は100kW~500kWの電力需要家(法人契約のみ)。基本契約期間は5年間(原則途中解約不可)。対象エリアは東京電力管内で、順次、エリアを拡大する。

なお、本サービスは、経済産業省「平成23年度 エネルギー管理システム導入促進事業費補助金(BEMS)」に基づく事業として推進している。

オリックスは、2009年に電力小売事業を開始し、現在は3,000拠点を超える施設へ割安な電力を提供している。これまで同事業を通じて蓄積した施設タイプごとの電力需要予測ノウハウに加え、金融サービスで培った中堅・中小企業向け与信(資金の貸し付けなど融資に関する枠を供与すること)機能を生かし、本サービスを実現した。同社は、電力小売事業による電力単価の低減と、本サービスによる電力使用量の削減の双方向から、エネルギーマネジメントを提供する。

【参考】
ニュース - SII、中小ビルへのエネルギー管理システム導入に補助金、公募を開始(2012/5/2)

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