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NEC、英国の大学とICTを活用した水資源のマネジメントシステム開発で提携

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NECは、英国インペリアル大学とスマートシティ分野で共同研究を開始すると発表した。両者は水資源の有効活用をICTで実現するスマートウォーターマネジメント(Smart Water Management)を研究するためのプロジェクトを立ち上げることで合意した。同大学の研究室に同社の研究者を派遣し共同研究を推進する。

インペリアル大学は英国最大の工科大学で、スマートシティ分野の研究では産学協同プロジェクトをいち早く推進するなど、世界最先端の学術機関と目されている。共同プロジェクトのリーダーとなるDavid Gann教授は、同大学のビジネススクール、および都市環境エンジニアリング部門の座長を勤め、スマートシティ分野における世界的な権威の一人。

今日の気象変動の影響をはじめ、新興国の経済成長に伴う水不足等により、水は世界中で希少な資源となりつつある。水資源の有効活用・管理の観点からも、また環境への影響を抑えCO2の削減の観点からも、ICTを活用したエネルギー効率の高いウォータマネジメントシステムの開発が求められている。

この共同研究では、両者のセンシングや制御技術等を組み合わせて、ICTを活用した水資源の有効活用・管理と、エネルギー効率が高く環境に優しい水道インフラの実現を目指す。例えば、リアルタイムに近い形で水供給網の管理を行うことで、漏水や電力の削減、水質向上など、水資源の課題を解決し、老朽化する水道インフラの改善や信頼性・耐久性の向上を図る。両者は、この共同研究が水ビジネスにおける新たなステップとなると位置付けている。

NECは、スマートシティ事業をブラジルや中国など世界各地で実施している。クラウドサービス基盤、エネルギー、セキュリティなどの技術やノウハウを活用した様々なソリューションを有しており、これらを活用して更にスマートシティ事業をグローバルに推進していく考えだ。また、今回の研究成果をもとに事業化を図り、今後、研究が軌道に乗れば、他のスマートシティ領域にも展開することも検討していく。

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