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クボタ、欧米の第4次排出ガス規制に対応した小型ディーゼルエンジンをラインナップ

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クボタ、欧米の第4次排出ガス規制に対応した小型ディーゼルエンジンをラインナップ

クボタは、欧米における小型ディーゼルエンジンの規制への対応として、本年5月7日のEPA(米国環境保護庁)規制の認証取得を皮切りに、56kW以下のシリーズ全てにおいてEPA、CARB(米国カリフォルニア州大気資源局)および欧州排出ガス4次規制の適合認証を取得したと発表した。

今回認証を取得したディーゼルエンジンは、本年10月から順次量産を開始し、同社のトラクタ・コンバインや建設機械に搭載するほか、世界中の大手建設機械・産業機械メーカー、発電機・溶接機メーカー等にOEM供給する。

同社は、昨年7月に56~130kWクラスの認証も取得しているため、今回の認証取得により、第4次排出ガス規制に対応した小型ディーゼルエンジンのラインナップが完成した。

地球環境の保全意識が高まる中、環境負荷低減を目的に、農業機械、建設機械、産業用機械および発電機・熔接機などが対象となる、日米欧ノンロードディーゼル第4次排出ガス規制が、56kW以下のクラスで2013年から始まる。今回のクボタの認証取得は、これを受けての実施したもの。

19~56kWの第4次排出ガス規制は、米国では「ティア4」、欧州では「ステージ3B(欧州は37~56kWのみ対象)」と呼ばれ、どちらも排出ガスに含まれるPM(すすなどの浮遊粒子状物質)排出量を現行規制の1/10以下にしなければならないなど厳しい規制となっている。同社では、燃料噴射をコンピュータで細かく制御する「コモンレールシステム」、排出ガスを再循環させることで燃焼温度を下げてNOx(窒素酸化物)の排出を抑える「EGR(排出ガス再循環)システム」、粒子状物質を捕集する「ディーゼル・パティキュレート・フィルター(DPF)」等を採用。コンパクトな設計という現行機種の特徴を維持しながら規制をクリアすると共に、出力向上や低騒音化など性能も向上させた。

また、19~37kWクラスでは、独自のTVCS(Three Vortex Combustion System)燃焼方式にDPF再生システムを組み合わせたエンジンの開発も行った。

19kW未満の排出ガス4次規制では、新たにNRTC(排ガス試験サイクル)やNTE(認証時及び耐用年数内での使用過程時に排ガスが規定基準以内であることを求める規制)への対応が追加された。同社では、現行エンジンに新たなシステムを追加することなく、機種ごとに最適な技術を組み合わせて改良することで規制をクリアした。

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