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JX日鉱日石エネルギー、太陽電池用シリコンウエハー事業から撤退

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JX日鉱日石エネルギーは、連結子会社であるスペースエナジーが展開する太陽電池用シリコンウエハー事業から撤退すると発表した。今後、2012年12月(予定)をもってシリコンウエハーの製造を終了するとともに、撤退に関する具体的なスキームを検討していく。

太陽電池市場は、欧州債務危機の深刻化等により需要が伸び悩む一方、中国メーカー等の設備増強により大幅な供給過剰状態となっている。これに伴い、太陽電池における主要な部材であるシリコンウエハーについても世界的な供給過剰解消の目途が立たない状態とある。

このような厳しい経営環境下、スペースエナジーの採算は著しく悪化しており、これまで合理化努力を続けるとともに生き残りに向けてあらゆる可能性を検討してきたが、今般、同事業の継続は困難であると判断した。スペースエナジーは1995年4月の設立。資本金は38億1,958万円、出資比率はJX日鉱日石エネルギーが85.1%、その他が14.9%。

JX日鉱日石エネルギーでは、太陽光発電事業については、家庭用燃料電池「エネファーム」の製造・販売事業と並ぶ新エネルギー事業の重点分野と位置付け、独自のマンション向け戸別太陽光発電システムを含む住宅向けのシステム販売や、メガソーラー事業を含む公共・産業用システムの提供を中心に取り組んでいく考えだ。

同社は、メガソーラー事業については、宮城県仙台市および山口県下松市で発電事業を行うことを決定しているほか、日本石油輸送が2013年3月より、茨城県および福島県において開始するメガソーラー発電事業に参画し、初めて顧客にシステムを提供することを発表している。

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