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クボタ、マレーシアでパーム油廃液処理設備とバイオガス回収設備を一括受注

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農業機械メーカーのクボタは、マレーシア国サラワク州において、パーム油精製プロセスで発生する廃液を処理するための排水処理設備とバイオガス回収設備を一括受注したと発表した。今回の契約先は、BBCホールディングスの子会社でパーム油製造事業を行うBBCバイオガス。本設備は、同国サラワク州ビントゥル市に新設するパーム油製造工場に設置される。設備の稼働は2013年夏を予定。処理量は1日最大936トン。

マレーシア、インドネシアの重要輸出産品であるパーム油の製造工場から排出される廃液は、ため池(オープンラグーン)で処理される施設が多く、地球温暖化ガス(メタンガス)の大気放散や水質汚染が大きな課題となっている。近年、パーム油を消費(購入)する側から環境保全が強く求められており、また、マレーシア政府もパーム油排水の水質規制を強化していることから、生産者側は早急な対策が迫られている。

同社は、これらの課題を解決するため、膜型メタン発酵技術(バイオガス回収設備)と、膜と生物処理を組み合わせた水処理方法である膜分離活性汚泥法(MBR:Membrane Bio‐reactor)(排水処理設備)を組み合わせ、2年前より実証実験による性能確認を行い、パーム油製造会社に設備導入の提案活動を行ってきた。本受注は、同社にとってマレーシアでのパーム油廃液処理設備の初受注となる。これを契機に、東南アジアにおけるパーム油製造業の廃液処理事業に積極的に取り組んでいく考えだ。

本設備の特長として、
  1. クボタ製の膜を利用した設備で、厳しい排水基準にも安定した処理が可能。BOD数値20ppm以下を安定的にクリアできる
  2. 排水処理だけではなく、バイオガスを回収し再生エネルギーとして利用できる
  3. 日本国内での焼酎廃液処理の実績とマレーシア現地での2年以上の実証実験による知見により、顧客ニーズに合った廃液処理設備を提供できる

の3点をあげている。

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